アルバニアがイランとの断交を表明 サイバー攻撃でイラン関与を指摘

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パリ=宋光祐
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 東欧アルバニアのラマ首相は7日、イランとの国交を断絶すると発表した。政府機関などを標的にしたサイバー攻撃が7月15日にあり、同盟国の協力を得て調査した結果、イランによって組織された攻撃だったことが明らかになったためだとしている。

 アルバニア政府の公式サイトで配信されたビデオメッセージで、ラマ氏はサイバー攻撃を「公共サービスをまひさせる恐れや、国に混乱を起こす危険があった」と批判。イランの関与を示す「議論の余地のない証拠が見つかった」とした上で、外交関係をただちに断絶すると表明した。すでにイランの外交官に24時間以内の国外退去を求めたという。「事態の重大性からみて今回の非常に強い措置は適切だ」としている。

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