心打たれた履正社の元主将の言葉 担当記者が高校野球で考えたこと

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大阪社会部・岡純太郎
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 第104回全国高校野球選手権大会は、8月22日、仙台育英(宮城)の優勝で幕を閉じた。大阪の高校野球担当として大阪大会から甲子園までを取材した。

 高校野球の魅力は、「ゲーム」にとどまらない。グラウンド整備をするメンバー外の選手、練習の補助や送迎をサポートするマネジャーや保護者、学校のファンになり声援を送る地元の人。そんな人たちの輪と温かさに触れるたび、感じたことがある。

 グラウンドの「外」にこそ、高校野球が時代を超えて愛される理由があるのではないか。教育の一断面があるのではないか。

部員は76人 ベンチに入れるのは……

 そんな思いから、大阪大会で…

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