円安対応「あらゆる措置排除せず」 財務省・金融庁・日銀が臨時会合

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 急激な円安進行を受け、財務省金融庁日本銀行が8日、幹部による臨時の会合を開いた。会合後、為替政策の責任者である財務省の神田真人財務官は報道陣に「この数日間では投機的な動きも背景に一方向で急速な円安の進行が見られる」と述べ、投機筋への警戒感を示した。その上で、「このような動きが継続すれば、あらゆる措置を排除せず、為替市場において必要な対応を取る準備がある」と述べた。

 3者の会合は6月10日以来、3カ月ぶり。前回は「必要な場合には適切な対応をとる」などとする声明文を出した。今回は、さらに強い言葉を使って市場を牽制(けんせい)した。

 神田氏は、為替介入を念頭においているのかと問われると「文字通り、あらゆる選択肢を検討の対象としている」とした。

 また、9月6~7日の2日間…

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    福田直之
    (朝日新聞コンテンツ編成本部次長=経済)
    2022年9月8日20時16分 投稿
    【視点】

    政府と日本銀行が円安対策で円を買う為替介入を行っても効果は薄いでしょう。背景に構造的な問題があるからです。一つは何度も取り上げられてきた金利差で、米欧などが利上げに動く一方、日銀だけが大規模な金融緩和を続けているので円が売られるという点です