クレーンゲームの景品に込める情熱 品質守る番人は「嫌われ役」

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田幸香純
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凄腕しごとにん

 大人にも子どもにも人気があるクレーンゲーム。タイトーのアミューズメント統括本部MD品質保証課の勝又聡さん(51)は、その景品の仕上がりや安全性をチェックする「番人」です。キャラクターの世界観を守るほかに気をつけていることとは。

 かつまた・さとし 1971年東京生まれ。東京工科大学工学部を卒業後、94年タイトーに入社。業務用ゲーム機の配線設計や修理、耐久性検査を担当し、品質チェックの腕を見込まれたという。

 高さ10センチの小さなぬいぐるみのサンプルをみて驚いた。まん丸くなるよう企画したはずの頭部分は楕円(だえん)形に崩れ、目の位置もずれていた。

 小さな景品はちょっとした崩れが致命傷だ。仕上げに従業員がもんで形を整える工程を加えて、最終的な出荷につなげた。「小さく丸く、やわらかい景品の品質を保つ難しさを感じた」と振り返る。

 ゲームセンターで人気が高い…

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