旧統一教会との関係、知事選への影響は 公明県幹部「不信膨らんだ」

沖縄・本土復帰50年

光墨祥吾 山中由睦
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 11日投開票された沖縄県知事選は、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」と候補者の関係がどう影響するかも注目された。

 告示前に、自民党県連が擁立する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)が、2019年9月に台湾であった教団の友好団体の会合に参加していたことがわかった。

 佐喜真氏は「旧統一教会という認識はなかった」とし、教団の信者でも会員でもなく、政治活動に対して寄付を受けたこともないと説明。選挙戦初日には「今後は関係を一切絶つ」と宣言した。

 ただ、自民幹部は「知事選にも少なからず影響するだろう」と見ていた。

 公明県本部の幹部は「公明支持層の中でも、安倍晋三元首相の国葬の批判と合わせて、佐喜真氏への不信感がどんどん膨らんだ」と打ち明ける。(光墨祥吾、山中由睦)

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