第5回「地球を冷やす野菜」秘密は土に 割高でも狙うブランド野菜の革命

有料記事気候変動を考える

矢田文
[PR]

 京都府亀岡市。山々に囲まれた盆地に田畑の風景が広がる。農家を営む井上保治さん(52)は12年前に脱サラし、実家の家業を継いだ。約40アールの畑でトマトやナス、ジャガイモなどの野菜を育てている。

 出荷される野菜は「クルベジ」というブランドで、「食卓から地球を冷そう!」のキャッチフレーズが記されたラベルが貼られる。地球温暖化の緩和に、野菜作りを通じて参加している証しだ。

 秘密は畑の土にある。

 井上さんは畑の端境期になる…

この記事は有料記事です。残り1582文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

新聞の親子読み 記事一覧はこちら

新聞の親子読み 記事一覧はこちら

朝日小学生新聞から、あわせて読んでほしい記事をお届けします。[もっと見る]