【アーカイブ】(地球異変)細る氷河 ヒマラヤ、湖が拡大

有料記事

カトマンズ=佐藤修史、冨岡史穂、編集委員・外岡秀俊
[PR]

【2007年11月25日朝刊】

 世界最高峰エベレスト(8848メートル)があるネパールヒマラヤで氷河の融解が進んでいることが、朝日新聞社機「あすか」による航空撮影で確認された。地球温暖化の影響などを探るため、名古屋大学の現地調査に朝日新聞社が協力、航空機を使った本格調査だ。名大が約30年前に撮影した写真と比べると、氷河はやせ細り、氷河が解けてできた氷河湖は肥大化している様子がはっきりとうかがえた。

 朝日新聞は2007年から長期企画記事「地球異変」で、地球温暖化問題の現場をルポと写真で追いかけ続けてきました。アーカイブで振り返ります。 (※記事は、紙面掲載日時点の内容です)

 ヒマラヤの氷河の融解が進むと氷河湖決壊の危機だけでなく、インドやバングラデシュの下流域の水資源確保に影響しかねない。だが、ネパールに3千以上ある氷河のうち、現地調査されたのは1%に満たない。

 現地調査をしているのは、名大大学院環境学研究科の藤田耕史・准教授(38)=雪氷学=ら。空撮は、名大と朝日新聞社が共同で23日から始めた。名大にとって約30年ぶりの本格的な上空からの調査となる。

 初日はネパール北東部を飛ん…

この記事は有料記事です。残り2943文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!