朝一番「いやだな」 しんどい時、燃え殻さんを支えた本

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聞き手・斉藤佑介
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 仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになったり、人間関係に悩んだり。生きていると「しんどいな」と思うことが起こります。日常のなかで、私たちはどう折り合いをつければいいのでしょうか。ベストセラー小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」の著者、燃え殻さん(48)に話を聞くと、「バディー(相棒)になる本をそばに置いて」と言います。

 昨年から美術制作会社を休職して、作家活動に専念させてもらっています。

 テレビの美術制作も、作家もそうですが、5、6年たって「ちょっと慣れたかな」という感じです。

暗闇に手を伸ばす感じ

 若い人に対し「仕事をやってみて、あなたに合うものを選べばいい」という言葉を色んな場面で聞いたことがありますが、僕は、全部の五感を使って慣れていくしかないと思っています。テレビの新規事業をやれと言われた時も、暗闇に手を伸ばす感じで、朝起きて「いやだな」と実際に声がもれる日々でした。不安を飼いならすところから、仕事が始まる気がします。

 しんどい時に「バディー」(相棒)になってくれるのが本だと思う。

記事後半では、燃え殻さんが持ち歩いている本や、自分の中に「物差し」として入れているという作家を紹介します。

 最近だと、俳優・劇作家松尾…

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