国葬撤回を求める意見書可決 鎌倉市議会「国家が評価強いることに」

国葬

芳垣文子
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 神奈川県鎌倉市議会は12日、安倍晋三元首相の国葬実施の撤回を求める意見書を賛成多数で可決した。意見書は、岸田文雄首相、衆参両院議長に宛てて郵送する。

 意見書は竹田ゆかり議員(鎌倉かわせみクラブ)ら5人が提出。「国葬に明確な法的根拠がない以上、国葬を行うのであれば、国会で議論が尽くされるべきだ」と指摘し、「政府が安倍元首相の業績を一方的に高く評価したたえる儀式として国葬を国費で行うことは、国家が一方的な評価、価値観を国民に強いることになる」としている。

 採決では前川綾子議長を除く25人のうち、夢みらい鎌倉、鎌倉のヴィジョンを考える会など計8人が退席。共産党、神奈川ネットワーク運動・鎌倉、鎌倉かわせみクラブなど計12人が賛成し、公明党自民党の5人が反対した。竹田議員は「市議会として意見書を可決できてよかった。市民からも相談があり、一緒にここまでたどり着けたと思う」と話した。

 国葬をめぐっては県内の自治体で、葉山町議会が6日、反対の意見書を可決している。(芳垣文子)

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