自民党山梨県連、長崎知事の県政運営を検証しない方針

自民

米沢信義、吉沢龍彦
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 来年の知事選をめぐり、自民党山梨県連は10日の執行部会で、県議の一部から要請されていた長崎幸太郎知事の県政運営の検証作業をしないことを決めた。県連会長の森屋宏参院議員は「『検証』という言葉自体ネガティブで、賛同が得られない」と述べ、代わりに県議全員から長崎県政についてアンケートを取り、議員間で意見交換をすることとした。

 知事選を控え、県有地問題などで長崎知事と対立する最大会派の「自民党誠心会」の県議らが7月、県連に対して長崎県政の検証をするよう要請した。

 一方、誠心会から離脱した県議らで結成した「自民党勁草(けいそう)の会」や「自由民主党新緑の会」、「自由民主党・山梨」の3会派15人は8日に長崎知事に立候補を要請するなど、対応が分かれていた。

 自民党誠心会の代表で、県連では会長代行を務める皆川巌氏は取材に「県政課題を県民に広く知ってもらうのが我々の目的。検証という言葉を使わなくても、県議全員にアンケートするならば目的は達することができる」と述べた。(米沢信義、吉沢龍彦)