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オミクロン株対応ワクチンの実力は? 「新タイプ待ち」にはリスク

有料記事新型コロナウイルス

編集委員・田村建二
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 新型コロナウイルスオミクロン株に対応したワクチンが承認された。来週にも接種が始まる。新型コロナのワクチンは、国内では昨年2月から接種が開始され、変異株に対応したワクチンの実用化は今回が初めてとなる。

 従来のワクチンは、中国・武漢で感染が広がり始めた初期のウイルス情報をもとにつくられた。ウイルスは出現以来、現在まで遺伝子の変異が繰り返されていて、とくに昨年出現したオミクロン株は、それ以前の変異株と比べても違いが大きいとされる。

 ファイザーやモデルナのワクチンは、ウイルスの遺伝情報であるメッセンジャーRNA(mRNA)を体内に送り込むことで、感染を防ぐ作用をもつ抗体を体内でつくらせるなどして、ウイルスに対する免疫機能が備わるように働く。ただ、オミクロン株は免疫機能をすり抜け、感染してしまいやすいことが指摘されていた。

 今回、承認されたワクチンは、従来と同じ武漢由来のウイルスと、オミクロン株の「BA.1」という系統の遺伝情報などをもとにつくられた。現在も流行の主流であるオミクロン株に感染するリスクをより大きく減らすことが期待され、感染に伴う重症化を防ぐ効果も、従来型より高くなるのではないかと推定されている。

 ただ、いまのところ、オミク…

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