プロ5年目でシーズン55号 ヤクルト村上が貫き通したスタイルとは

有料記事東京ヤクルトスワローズ

藤田絢子
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 東京ヤクルトスワローズ村上宗隆が歴代2位となるシーズン55本塁打に到達した。2013年に60本塁打のプロ野球記録を作ったバレンティン(ヤクルト)の122試合目に次ぐ、史上2番目の128試合目での達成となった。55本塁打はバレンティンのほか、王(巨人)、ローズ(近鉄)、カブレラ(西武)が記録している。村上は本塁打数のほか、打率、打点もセ・リーグ1位。史上8人目となる三冠王誕生に期待がかかっている。

背番号に込められた期待どおりの成長

(13日、読売ジャイアンツ9―7東京ヤクルトスワローズ)

 バットが球をとらえた瞬間、スタンドの客が総立ちになった。全員がその打球の意味を知っていた。

 九回2死一、二塁、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が、巨人の守護神・大勢の球を左中間席へ。四回の54号ソロに続く、野球ファン待望の一発になった。

 「(王さんたちに)並べたことは本当にすごく光栄。丈夫に生んでくれた両親に感謝したい」

 そして、記録達成は「僕だけの力じゃない」とも。理解を示し、支えてくれた周囲への感謝の言葉も忘れなかった。

 昨季は日本一、そして今季も優勝争いのトップを走るヤクルトだが、村上が本格的に1軍に定着した2019年は6位、20年も6位だった。

 球団はチームが低迷する中で…

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    稲崎航一
    (朝日新聞編集委員=スポーツ、野球)
    2022年9月14日11時4分 投稿
    【視点】

    打った「村神様」はもちろん見事。勝負した巨人バッテリーも素晴らしかったとたたえたいです。 かつて王貞治さんの「55号」は「聖域」でした。 1985年には阪神・バースが54号に達した後、四球攻めにあいました。 2001年には近鉄・ロ