43歳、オリックス能見篤史が引退 兼任コーチで現役最年長投手

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 プロ野球オリックス・バファローズ能見篤史投手(43)が今季限りで現役を引退すると15日、球団が発表した。引退記者会見を16日に京セラドーム大阪で行う。

 2020年オフに16年間在籍した阪神から移籍し、21年は選手兼任コーチとしてオリックスの25年ぶり優勝に貢献した。同学年の東京ヤクルトスワローズ石川雅規投手とともに、現役最年長投手だった。引退セレモニーも行われる予定だという。

 兵庫県出身。鳥取城北から大阪ガスを経て2004年ドラフト獲得枠で阪神に入団した。09年に自己最多13勝を挙げ、12年は172三振を奪って、最多奪三振のタイトルに輝いた。13年のワールド・ベースボール・クラシックWBC)の日本代表。

 オリックス移籍後は若手の相談役になりつつ、自身もマウンドに上がるなど投手陣を支えた。昨季は26試合に登板したが、今季は4試合だった。

 阪神で443試合、オリックスで30試合に登板し、プロ通算成績は104勝93敗4セーブ56ホールド、防御率3・35。

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