「ストレスたまっていた」 男が路上に金属片まき散らした疑い
路上に金属片をまき散らして車をパンクさせたとして、大阪府警は15日、大阪府河内長野市の会社員の男(48)を器物損壊と道路交通法違反(道路における禁止行為)の疑いで大阪地検堺支部に書類送検し、発表した。「ストレスがたまっていたのでやった」と容疑を認めているという。
富田林署によると、男は6月7日と同10日の夕方、同府富田林市の住宅街の路上で、鉄くず(長さ約3センチ、幅約5ミリ)をひとつかみ程度まき散らし、通過した乗用車1台の左前輪タイヤをパンクさせた疑いがある。鉄くずは男が勤務する金属加工会社で出たもので、先端がとがっていたという。
4月に現場の自治会から署に相談があり、カメラを設置。同じ服装とヘルメットの男がバイクでたびたび通行しているのがわかり、6月13日に付近で検問したところ、金属片を持った男を見つけたという。
男は調べに対し、「昨年8月ごろから約50回やった」と供述。ドライブレコーダーや防犯カメラに金属片をまく姿が映らないよう、大通りを避けて路地を狙ったと説明したという。
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