コーヒーで生活困窮者を支援 愛知淑徳大に寄付型の自販機設置

三宅梨紗子
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 売り上げの一部をフードバンク活動団体に寄付する自動販売機が、愛知淑徳大学の長久手キャンパス(愛知県長久手市)に設置された。コーヒーやカフェラテを買うと、認定NPO法人「セカンドハーベスト名古屋」に寄付される。東海3県の生活困窮者らに食料を配る活動にあてられるという。

 自販機は「コカ・コーラ ボトラーズジャパン」の協力で設置された。1杯110円のブレンドコーヒーなどが買える。同社ベンディング愛知北支店の奥野馨支店長(49)は「東海3県で初の設置。支援の輪が広がっていけば」と話した。

 コロナ禍に加えて物価高の影響もあり、団体への寄付は減っているという。前川行弘理事長(74)は「自販機を通じて、まずはフードバンクに興味をもってほしい」と期待を寄せる。

 余っている食品を集める「フードドライブ」を学内で呼びかける学生団体「PASSREL」の代表で、ビジネス学部3年の村松優さん(21)は「(自販機をきっかけに)より多くの学生が食料支援を知るだけでなく、行動に移せるよう広めていきたい」と話した。(三宅梨紗子)