浮かび上がる朱、上賀茂神社でライトアップ 京都の文化財を特別公開
世界遺産・上賀茂神社(京都市北区)で期間限定の夜間拝観が始まる。「京都非公開文化財特別公開」(朝日新聞社特別協力)の一環で、17~25日の午後6~8時、同神社と光照院門跡(同市上京区)で開催される。
15日夜、上賀茂神社では、国宝の本殿などを照らすライトアップの試験点灯と内覧があった。
足元を照らす竹灯籠(とうろう)が置かれ、照明で闇夜に朱色の楼門が浮かび上がった。夜間拝観では神職の案内で本殿を参拝し、巫女(みこ)が「賀茂の舞」を披露する。
16日夜には、光照院門跡でも試験点灯があり、本堂がライトアップされた。
日中の特別公開は10~12月にあり、初参加の晴明神社(同市上京区)など20カ所が公開される。問い合わせは主催の京都古文化保存協会(075・451・3313)。(西田健作)
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