給食のカレーに漂白剤混入 容疑の教諭逮捕 「担任外され不満」埼玉
勤務先の小学校で給食のカレーに漂白剤を混ぜたとして、埼玉県警は16日、同県富士見市立水谷東小学校の教諭、半沢彩奈容疑者(24)=同県川越市=を威力業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め、「3月まで受け持っていたクラスの担任を外され、人事に不満があった」と供述しているという。児童が配膳中に異臭に気づき、カレーを食べた人はいなかった。健康被害は確認されていないという。
東入間署によると、半沢容疑者は15日午前11時15分~午後0時20分ごろ、同校で、給食のカレーが入った食缶に漂白剤を混入。ほかの職員に児童の健康被害の確認をさせるなどして、業務を妨害した疑いがある。給食の時間に備えて廊下に並べられていた、3月まで担任をしていたクラスの食缶に漂白剤を入れたという。半沢容疑者は4月から別のクラスの担任を務めていた。「薬局で漂白剤を買って、学校に持参した」などと供述しているという。
配膳を担当していた児童が異臭に気づいて発覚。給食センターが署に相談した。学校側の調査に対し、半沢容疑者が関与を認めたという。
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