全焼した映画館のシンボル残したい リリー・フランキーさんは動いた

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安斎耕一
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 北九州市の旦過市場の火災で全焼した老舗映画館「小倉昭和館」。そのシンボルとして映画館を彩っていたネオン看板は奇跡的に焼け残っていた。どうにか残せないか――。館主やファンの願いを実現しようと一肌脱いだのは、昭和館を愛する地元出身のあの俳優だった。

 どこかレトロで愛らしい。「昭和館①②」と記されたネオン看板はまさに小倉昭和館の「顔」だった。「映画を見なくても、看板と写真を撮る人も多かった」と館主の樋口智巳さん(62)は振り返る。

 旦過市場一帯では4月19日に続き、8月10日夜に2度目の火災が発生。昭和館は全焼し、がれきと化した。

 猛火にのまれていく映画館を見届けながら、樋口さんは(先代館主の)父に電話した。「もうダメだ」

 だが、映画館の入り口にあっ…

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