東洋大・石田洸介の意識を変えた夏の経験「世界をめざす以上は…」

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辻隆徳
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 東洋大の期待の2年生が、駅伝シーズンに向けて再始動だ。

 陸上の中距離種目に特化した「TWOLAPS ミドルディスタンスサーキット(MDC)東京大会」が17日、東京・駒沢オリンピック公園であり、男子1500メートルスペシャルレースに石田洸介(2年)が出場した。

 ペースメーカーを除いて出場した全員が東洋大の選手という珍しいレース。トラック内に観客が入るなどお祭りムードの中で行われ、石田は12人中9番目の3分52秒09でゴールした。

 「自分自身、久々のレース。観客のみなさんがいることで、いつもよりテンションが上がった。最後は足が動かなかったですけど」

 結果はタイムも含めて決して良いとは言えない。だが、表情からは焦りよりも余裕や充実といったものが感じられた。

 石田は言う。

 「自分の中で夏に積み上げて…

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