台風接近の九州、各地で混乱 矢沢永吉さんのライブ参加者も緊張感

【動画】JR九州が19日の全線運転見合わせを決め、博多駅に長い列=吉本美奈子撮影
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 大型で非常に強い台風14号が九州に近づき、鉄道の運休が広がっている。連休中の観光客や帰省客を直撃し、JR博多駅は18日午前から、切符の払い戻しなどを受ける人たちの長い列ができた。

 連休を利用して福岡市に帰省していた会社員男性(30)は、18日に東京に戻るつもりだったが、搭乗する予定だった飛行機が欠航になったという。そのため急きょ、新幹線の切符を購入した。

 「どうなるかと思ったが、夕方には無事に帰れるようなので安心した」と胸をなで下ろした。

 友人と2人で長野市から福岡を訪れていた大学生の岡村泉里(せんり)さん(21)は、台風に備えて旅行を1日早く切り上げた。「本当は19日まで福岡にいたかったけど、仕方がない。気をつけて帰ります」

 鹿児島市の男性(57)は、福岡ペイペイドーム(福岡市)で18日夕に開かれる矢沢永吉さんのコンサートに参加するため、17日から福岡市内のホテルに宿泊している。

 19日午前の新幹線で鹿児島に戻る予定だったが、台風の影響を考慮してチケットを変更した。「台風は心配だったが、ライブはどうしても見たかった」

 公演が終了する18日夜には、福岡市内も大雨となっている可能性がある。「思いっきり楽しんだ後は、気をつけてホテルに戻りたい」と気を引き締めていた。

 台風の影響で、九州新幹線の熊本―鹿児島中央間は18日の始発から、博多―熊本間は正午ごろから終日運転を見合わせた。JR九州は19日には、九州新幹線と在来線の全線について終日運転を見合わせる予定だ。

 JR西日本は、山陽新幹線の博多―広島間を19日の始発から終日、計画運休する。広島―新大阪間は始発から減便し、夕方ごろから順次運転を取りやめる予定という。

 福岡市交通局も18日午後7時から順次、市営地下鉄の全線(空港線、箱崎線、七隈線)で運転を見合わせる。19日も始発から全線で運転を見合わせるが、台風通過後は安全点検を行った上で、運転を再開する可能性があるという。

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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2022年9月18日20時35分 投稿
    【視点】

    ■永ちゃんからの丁寧な説明を期待する 「ロック」「熱い」「自己責任」ですむのか  1曲目は「苦い雨」だった。矢沢永吉の福岡PayPayドーム公演の件だ。いや、今回のスタジアム・ドームツアーはどの会場でもこの曲から始まっていたし、セットも大