コンビニの計画休業、九州中心に計3700店舗 台風14号の影響
台風14号の影響で、コンビニエンスストアの計画休業の動きが広がっている。コンビニ大手3社では18日夕方時点で、九州地方を中心に計約3700店舗に上り、従業員らの安全確保を優先する。工場や店舗に大きな被害は出ていないという。
セブン&アイ・ホールディングスは同日、運営する「セブン―イレブン」について、計画休業を実施するのが約1700店舗に上ると発表した。17日時点では約610店舗だったが、大きく増えた。対象地域も九州7県のほか、山口、広島、岡山、徳島、愛媛の各県に広がる。また、九州全域で18日夕から19日夕にかけて商品の製造と店舗への配送を見合わせる。
ファミリーマートは九州・四国地方の約1千店舗、ローソンでも九州全域と山口、広島両県の約1050店舗を計画的に休業する。再開時期はオーナーの判断になるという。(田幸香純)