国葬前日、陛下は一人バスに乗りレセプションへ ノーマスクで交流も
英国のエリザベス女王の国葬参列で、同国を訪問している天皇、皇后両陛下。天皇陛下は国葬前日の18日、チャールズ新国王主催のレセプションに出席し、親交のある欧州の王族らと再会した。
陛下は18日夕、新国王主催のレセプションに出席するため、ロンドン中心部にある宿泊先のホテルを車で出発。沿道には大勢の人が詰めかけ、「陛下―、陛下―」と声がかかる中、陛下は笑顔で手を振って応じた。皇后さまは、翌日に控えた国葬に万全の体調で臨むため、出席を見送った。
宮内庁などによると、陛下はまずロンドン西部の王立病院へ向かった。ここは、バッキンガム宮殿に向かう英国側手配のバスの乗り場。陛下はお一人でバスに、側衛は別のバスに乗るようになっていた。
陛下は、オランダの国王夫妻やベアトリックス前女王、ブータンの国王夫妻と同乗したという。
陛下はレセプションで、新国王と王妃にそれぞれ会い、陛下は、両陛下の心からの弔意を伝え、上皇ご夫妻から言付かっていた弔意も伝えたという。エリザベス女王の長女アン王女にも会ったという。
レセプションは王族以外では、フランスのマクロン大統領夫妻の姿も。韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領夫妻もいて、陛下は大統領と初対面のあいさつをしたという。
陛下は「ノーマスク」で参加…
- 【視点】
いまだ「ノーマスク」が見出しになることに日本を感じます。 かつてゼロコロナ対策をとっていた、オーストラリアの教育省が発行する中高生向けのポスターを見てみましょう。「咳やくしゃみをするときは手ではなく、腕やティッシュで口を隠しましょう」