オイシックス、シダックスへのTOB期間を来月5日まで延長

山下裕志
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 給食の受託運営を手がけるシダックスの株式公開買い付け(TOB)を始めたオイシックス・ラ・大地は、当初は今月28日までとしたTOB期間を10月5日まで延長する。外食大手コロワイドがシダックスの給食事業の買収などに関心を寄せていたが、今月14日に提案を撤回した。オイシックスはコロワイドの取り下げなどを踏まえてTOBの届け出書を訂正したため、法令の求めに応じて期間を延ばす必要があったという。

 オイシックスは8月30日にシダックスへのTOBを始めた。シダックス創業家とファンドとの契約に基づき、ファンドから株を買うことを考えていた。だが、創業家ら利害関係者を除くシダックスの取締役会は今月5日、TOBへの反対を表明。コロワイドが提案を取り下げても、反対意見は変えていない。

 オイシックスは20日の発表文で、コロワイドの撤回により重要な前提がなくなったとして、「(シダックスは)意見を変更することを検討すべきだ」と主張した。(山下裕志)