元浜岡町長の鴨川義郎さん死去 浜岡原発の誘致と建設を推進

大平要

 旧浜岡町長を3期務め、中部電力浜岡原子力発電所の建設を推進した鴨川義郎(かもがわ・よしろう)さんが17日、亡くなった。95歳だった。通夜の一般焼香は21日午後6時から御前崎市池新田2518の1のこすもすホールはまおかで開く。葬儀は近親者で営む。喪主は長女の典子さん。

 旧浜岡町の幹部として浜岡原発を担当。1975~87年に町長を務めて建設を推進し、1号機から4号機まで関わった。原発誘致による財政の立て直しを掲げ、中部電からの寄付を受けて浜岡病院(現・御前崎総合病院)の開院にも力を入れた。

 退任後も首長選びに影響力を発揮した。鴨川さんに仲人をお願いしたという御前崎市の柳沢重夫市長は、「地域が貧しい時代に苦労してくれた方。原発に対する住民の意見は様々だが、その努力なしに、今の御前崎市はなかった」と悼んだ。(大平要)