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高齢者でも炭酸飲みたい…振って混ぜると「とろみ」がつく調整食品

田幸香純
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 森永乳業グループのクリニコは、とろみ調整食品「つるりんこ」シリーズから、炭酸飲料向け商品「つるりんこシュワシュワ」を販売している。飲み込む機能が低下した高齢者でもコーラなど炭酸飲料を飲みたいニーズは高いとみて、とろみをつけてもシュワシュワした味わいを手軽に楽しめる商品を開発した。

 高齢化などで食事や水分を飲み込みにくくなると感じる人は多く、嚥下(えんげ)機能の低下といわれる。とろみをつけるとゆっくり流れ込むので、飲み込みやすくなるとされている。

 国立長寿医療研究センターの前田圭介医師が約1100人の高齢者(平均年齢74.3歳)に実施したアンケートでは、炭酸飲料を飲むことを禁じられた場合、「受け入れられない」と答えた割合は60.5%に上った。

 「つるりんこシュワシュワ」は粉状で、とろみを付けたい炭酸飲料のペットボトルに入れて振ってまぜて使う。冷蔵庫で3時間冷やせば、とろみがついた炭酸飲料を楽しめる。

 従来のとろみ調整食品では、かき混ぜる中で炭酸が抜けてしまう課題があったが、「つるりんこシュワシュワ」はペットボトルに入れて使うことを前提に、少量ですばやく溶けて「だま」にならないようにとろみがつくようにした。

 2.5gのスティック30本入りで参考価格は税込み2160円前後。薬局や介護食品を扱う通信販売サイトで入手しやすいという。田幸香純