守護神の風格×カワイイ 京都・下鴨神社の心地よい空気

有料記事KANSAI

筒井次郎
[PR]

 下鴨神社京都市左京区)にはカワイイがあふれている。

 授与所に並ぶカラフルなお守りは、女性用の「媛守(ひめまもり)」。着物用のちりめん生地を縫い、同じものは二つとない。白いレースでできたお守りは、なんとも優美。中のお札が透けて見える。細かい刺繡(ししゅう)に京都のアパレルメーカー「ルシアン」の技術が光る。

 極め付きは、神社のシンボル・葵(あおい)の葉をかたどった指輪のようなお守り「相(あい)の環守(わまもり)」だ。ハート形の葉が良縁に導いてくれそうだ。

 「女性を意識した授与品が多いのは、ご祭神の一柱が女性だからなんです」。レース製お守りを考案した権禰宜(ごんねぎ)の大塚高史さん(33)が教えてくれた。

 玉依媛命(たまよりひめのみこと)だ。神社の正式名は「賀茂御祖(かもみおや)神社」。御祖は親のことで、賀茂川上流にある上賀茂神社(北区)の祭神「賀茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)」の母が玉依媛命。その父、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)とともに境内の最も奥にある東西本殿にまつられている。

 玉依媛命には、こんな神話がある。

 川で身を清めている時、流れ…

この記事は有料記事です。残り889文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!
#KANSAI

#KANSAI

近畿の魅力を再発見する新企画。社会・経済から文化・スポーツまで、地元愛あふれるコンテンツをお届けします。[記事一覧へ]