東海大札幌の野球部長、部員をバットで殴打 1カ月間の謹慎処分

石垣明真
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 札幌市の東海大札幌高校野球部で8月、部長を務めていた男性教諭(36)が、複数の部員の頭をバットで殴る暴行を加えていたことが、学校関係者への取材でわかった。この教諭はすでに部長を解任されており、同校野球部は30日開幕の秋季全道大会に出場する。同校は北海道高校野球連盟に事実関係を報告したとしている。

 学校関係者によると、野球部長の教諭は8月中旬、同校の寮に住む1、2年生部員の生活態度に腹を立て、部員約10人の頭をバットのグリップエンドで殴ったという。「入浴の際、痛くて頭を洗うことができなかった」と話す部員もいたという。

 同校によると、殴られた部員らに聞き取り調査を行い、この教諭を9月1日から1カ月間の謹慎処分とし、同5日に部長・顧問を解任した。今後は野球部の活動に関わらせないとしている。

 同校の里倫浩・教頭代行は朝日新聞の取材に「暴力行為に及んだのは重大な問題だったが、本人としては指導のつもりだった」と話した。

 この事案は道高野連から日本高野連に報告され、最終的に日本学生野球協会が処分の是非を決める。

 同校野球部は、前身の東海大四高時代を含めて春夏合わせて11回の甲子園出場を誇る強豪。2015年の選抜大会では準優勝した。(石垣明真)