目に浮かぶ見出しを作るコツは 夏の甲子園を担当した編集者が語る

有料記事まなび場天声人語

仲田一平 コンテンツ編成本部長・坂尻顕吾
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朝日新聞ポッドキャスト まなび場天声人語

「天声人語」を題材に、学びを深めませんか。今回は、読解力アップにも役立つ「見出し作り」です。見出しを考えることは、文章が訴えたいことを短い言葉で表現する訓練にもぴったりです。読者のみなさんの投稿から選ばれた優秀作を紹介します。ポッドキャストでは、編集者の仲田一平記者が、審査のポイントと見出し作りのコツを詳しく解説します。

「大切な思い出は満席 ローカル線」「ローカル線 知恵出して 儲かる線に」「上り下り 鉄道の1世紀半」「『コスパ』では測れぬ宝 赤字線」「赤や黄と ちょっとブルーなローカル線」「ローカル線の涙」「ローカル線 足。足。足」「限界鉄道 理想と現実のはざまで」「時代 変化の終着駅」「鉄道、迫りくる発展の終点」など優秀作以外の作品も紹介・添削します。そしてこの中で、ポッドキャスト賞に輝くのは?

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今月の優秀作

夢路線 現実路線 いかにせん (野﨑正行さん 64 埼玉県)

山あり谷あり鉄路150年(北本一美さん 71 和歌山県)

どこまでも続くと思っていた(山口春香さん 高3 三重県)

想い出も 色づく紅葉に 鉄の路(船津和央さん 55 神奈川県)

人々の思いを燃料に走り続けて!(芦澤奏音さん 高2 埼玉県)

(編集者の見出しワンポイント)文字だけじゃない

 8月、夏の甲子園の紙面編集を担当しました。見出しを考える材料は、記事(文字)だけではありません。紙面に載せる選手らの写真からも着想を得ました。1枚の写真は1千語にも匹敵するという言葉もあります。

(編集者の見出し)路線図に 浮かぶ景色と赤黄色

 天声人語のように写真がない…

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