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阿波踊り、819人コロナ感染報告 3密回避など対策徹底できず

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東孝司
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 3年ぶりに本格開催された今夏の徳島市阿波踊りについて、踊り手ら819人が新型コロナウイルスに感染していたことが22日、主催団体「阿波おどり未来へつなぐ実行委員会」の調べでわかった。参加者数のほぼ4分の1にあたる。感染対策のマニュアルはおおむね守られていたが、控室の「3密」回避などの対応が一部の連で徹底されていなかったという。

 実行委事務局は8月31日~9月9日、参加した123連にアンケートを実施。8月11日の前夜祭から健康観察期間終了の同25日までの日ごとの新規感染者数と、マニュアルの順守状況を尋ねた。70%にあたる86連から回答があった。

 連の感染者数は阿波踊りが終わった翌日の8月16日から急増しており、17日の220人がピークだった。22日以降は1桁だった。合計は819人に上ったが、未回答の連もあるので実際はさらに多いとみられる。

 回答した86連の参加者数は3425人(推計)で、陽性者率は24%となった。事務局は「連の報告数のすべてが踊りに起因する感染かどうかはわからない」としている。

 感染対策のマニュアルの順守については、「体調が優れない場合は参加見送り」といった練習時の項目は「できていない」の回答は0~1%で、ほぼ守られていた。一方、開催当日の行動に関する項目のうち、「自宅で衣装などを準備して控室の利用を控える」ができなかった連が11%あった。「控室で3密を避け、十分に換気」「食事前の手洗い・手指消毒。休憩時も人と距離を設ける」なども6%の連で対応できていなかった。

 この日、市内であった第7回実行委員会では、このアンケート結果を踏まえて委員が議論した。

 今回のマニュアルを監修した…

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