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双子育児に減らぬ仕事、うつになったパパ 休職を経て選んだ道は

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鈴木智之
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 「イクメン」が「新語・流行語大賞」のトップ10入りをしてから10年あまり。10月からは、最長4週間の「産後パパ育休(出生時育児休業)」が創設される。一方、育児と仕事との両立に悩むケースは少なくない。母親の「産後うつ」のように、子どもが生まれた後にうつ症状に悩む父親もいる。(鈴木智之)

 神戸市の会社経営の男性(42)は、2012年に長男と次女の双子が生まれた。当時は塾に勤めていて、帰宅は深夜になることが多かった。

 妻と育児を分担し、順番に泣き続ける赤ちゃんを未明まで世話してから眠りにつき、睡眠不足で出勤する日々。それでも子どもたちの成長を見るのが楽しく、疲労感や心身の異変は感じなかった。

 ただ、週末も仕事があり、子どもとは十分に触れ合えなかった。仕事の責任が重くなるとともに、この先も同じ仕事を続けられるのか、という不安も大きくなり、精神状態が徐々に悪化した。「育休をとるという発想もありませんでした」

 出勤前に心拍数が上がったり…

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