いたるところネタだらけ 玉田玉秀斎さんが情熱かける京都講談

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向井大輔
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 パパン!と張り扇をたたいて調子を取りながら、歴史上の人物や出来事をまるで見てきたかのように語る「講談」。神田伯山さんらの活躍で近年再び注目を集めている伝統話芸の中で、「京都講談」に情熱を傾けているのが、四代目玉田玉秀斎(ぎょくしゅうさい)さんだ。

 大阪生まれの45歳。法曹界を目指していた2001年、新聞でたまたま講談塾生募集の記事を見つけ、出会ったのが故・四代目旭堂南陵(きょくどうなんりょう)さんだった。「講談師も弁護士も最後に“し”がついているから一緒や」との言葉に感銘(?)を受けて入門した。

 古典はもとより、ポルトガル語講談や英語講談のほか、インターネットを使った即興の「ググる講談」、ホームレス経験者への取材をもとにした「ビッグイシュー講談」など、多彩な新作でも存在感を示してきた。「何の関心もなかったテーマだけど、聞いてみたら興味がわいた。そんな風に“好奇心の扉”の前まで案内できるのが講談」という。

 16年に玉秀斎の名跡を97…

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