日銀の金融緩和維持×米FRBの大幅利上げ→円安加速し為替介入へ

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徳島慎也、ワシントン=榊原謙
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 政府・日本銀行は22日、円安ドル高に歯止めをかける狙いで、東京外国為替市場でドルを売って円を買う「為替介入」を実施した。

 この日、円安が進んだのは、日米の金融政策の方向性の違いがよりはっきりしたためだ。日銀は22日、金融政策決定会合を開き、大規模な金融緩和を続けることを決めた。一方、米国の中央銀行の米連邦準備制度理事会(FRB)は21日、物価高騰への対策として大幅な利上げを決め、今後も続ける方針を打ち出した。これを受け、金利の低い円が売られて円安が加速し、為替介入につながった格好だ。

 日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁は会合後の記者会見で、「経済はコロナ禍からの回復途上。経済を支えて賃金上昇を伴う形で物価安定の目標を安定的に実現することが必要で、金融緩和を継続することが適当」などと緩和を維持した理由を説明。「当面、金利を引き上げることはないと言ってよい」とも述べ、緩和を続ける考えを強調した。物価の上昇率は来年度以降、下がる見通しだとしたうえで、金融緩和を引き締め方向に見直す時期は、2~3年先になるとの見通しを示した。

 一方、FRBは21日、0・…

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    明石順平
    (弁護士・ブラック企業被害対策弁護団)
    2022年9月22日23時41分 投稿
    【視点】

    「異次元の金融緩和」の具体的な中身は、国債を市場から大量に買い入れることであり、2013年(平成25年)4月から開始された。 開始直前の同年3月31日現在の日銀の保有国債は約125.4兆円であった。 https://www.boj.or