都立高入試、全国で唯一の男女別定員を廃止へ 2024年春にも

本多由佳
[PR]

 東京都高校入試の男女別定員が、早ければ2024年春の同年度入試で廃止されることになった。都教育委員会が22日に方針を示した。都立高校では、全国の都道府県立の共学高校で唯一、男女別定員を設けているが、「ジェンダー平等に反する」などの指摘を受け、都教委が段階的に廃止する方針を示していた。

 また来春の入試では、性別に関係なく成績順で合否を決める「男女合同枠」を定員の2割とすることも公表された。今春の1割から広げる。

 都教委によると、来春入試で男女別定員を設けるのは全日制の普通科108校。廃止までの緩和措置として男女合同枠を設けている。

 都教委は22日、今春の入試結果(109校)をもとに、男女合同枠を2割に広げた際の試算も公表した。全ての合格者を成績順のみで決めた場合と合否が同じ結果となった学校は、「1割」の場合が81校(74%)だったのに対し、「2割」にすると95校(87%)に増えた。男女合同枠は男女間の合格最低点の差を縮める目的があり、今春の最大59点差(1千点満点)が、「2割」で試算すると38点差に縮まったという。(本多由佳)