バス取り残し1年で3件、ヒヤリハット43件 静岡の保育施設を調査

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床並浩一 黒田壮吉
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 通園バスを運行する静岡県内すべての保育施設を対象にした静岡県などの緊急調査で、県は22日、園児の降車確認を怠り、バスを移動させる「取り残し事案」がこの1年間に3件起きていたことを明らかにした。施設側が事故につながりかねない「ヒヤリハット」事案として報告した。県などは27日に始める立ち入り指導で是正を求める。

 牧之原市認定こども園で今月5日、園児がバスに取り残され死亡した事件を受け、県は静岡、浜松市と連携してバスを運行する保育施設を対象に書面による緊急調査を実施。232の全施設が回答した。

 県によると、昨年7月に福岡県内でバスに残された園児が死亡した事件後、「直近1年間に起きた」と報告されたヒヤリハット件数は43件。「取り残し」とされた事案では、乗務員らが園児の降車を確認せず、園児を車内に残したままバスを移動させたという。詳細は不明だがすぐに気づき、大事に至らなかった。

 調査では、国が求めた安全管…

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