睡眠研究で賞金4.3億円 筑波大・柳沢教授に「ブレークスルー賞」

谷口哲雄
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 グーグルの創業者らが出資する財団が優れた研究者に贈る「ブレークスルー賞」の生命科学分野で、柳沢正史筑波大教授(62)の受賞が決まった。柳沢教授は22日に記者会見し、「これまで睡眠分野の研究で本当に大きな賞は出ていなかったのでうれしい」と喜びを語った。

 柳沢教授は、睡眠と覚醒の制御に関与するたんぱく質の「オレキシン」を1998年に発見。過眠症や不眠症の新しい治療薬の開発に貢献し、ノーベル賞候補ともいわれる。

 2012年から筑波大国際統合睡眠医科学研究機構の機構長を務めている。今後の目標については「私たちがなぜ眠くなるのかは謎だらけ。その仕組みを解明したい」と語った。

 賞金は300万ドル(約4億3千万円)で、共同受賞者と折半する。使い道については「若手研究者を支援する基金づくりなどに充てたい」と話した。(谷口哲雄)