日イラン首脳が会談 「核合意」での立場について理解求める狙い

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ニューヨーク=西村圭史、テヘラン=飯島健太
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 岸田文雄首相は訪問先の米ニューヨークで21日午後(日本時間22日午前)、イランのライシ大統領と会談した。日本外務省によると、首相は、イランが核開発を制限する代わりに米国が制裁を緩和する核合意への支持を伝え、関係国の早期復帰への期待を伝えた。

 会談で首相は、日本の輸入原油のほとんどが経由する、イランとアラビア半島の間にあるホルムズ海峡を念頭に、海上安全保障と航行の安全の確保の重要性を指摘。両氏は今後も意思疎通していくことで一致した。会談ではウクライナ情勢や中東情勢も話し合われた。

 日本はイランと伝統的に友好関係にあり、1979年のイラン革命以降も交流がある。ライシ政権は保守強硬派で反米路線をとるが、会談で首相は「伝統的友好関係の一層の強化に向けて協力していきたい」と述べた。首相は安倍晋三元首相の死去に対するライシ師の弔電に謝意を伝えた。

 イランは昨年4月以降、核開発を制限する代わりに米国が制裁を緩和する核合意の復活に向けて、欧州連合(EU)の仲介により、米国と間接協議を続けている。ただ、イラン側の要求を米欧側は「非建設的」などと批判しており、協議は停滞している。

 また、昨年8月に就任したラ…

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