今や新エネ車世界一、BYDがやってくる 日本が試す成功パターン

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広州=奥寺淳
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 中国メーカーの電気自動車(EV)が来年、日本で発売される。3車種を売り出すのは、EV販売で世界2位のBYD。かつて「カローラのパクリ」とも言われたが、先進的なバッテリー技術によりトヨタと共同開発するまでになった。BYDとは何者か。国産志向の強い日本市場で、本当に中国EVは売れるのか。

奥寺淳

 おくでら・あつし 1971年生まれ。香港、上海、北京、ワシントンにも駐在。中国は計9年。16年前、上海の教習所に半年くらい通って運転免許を取った。

 美しい月をめでる中国の祝日「中秋節」の今月10日。日本で発売されるのと同じ新モデルのEVが試乗できると聞いて、広州郊外のBYDディーラーに向かった。

 店に着くと、赤と黄色の派手な竜の飾り物に出迎えられ、約30人のお客が試乗の順番を待っていた。免許証を提示して登録を済ませると、45分待ちと言われた。

ハンドル横に大スクリーン、アクセルの反応は

 この日、試乗したのは7月末…

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