再開発進む長崎駅、会議場に高級ホテル 新幹線開業で観光客増に期待

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神谷毅
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 100年に1度の街づくり――。23日に開業した西九州新幹線の長崎駅長崎市)周辺では、地元でこう呼ばれる大規模な再開発が進む。長崎は基幹産業の造船業が衰退し、人口減少が九州で最も速いペースだ。地元は新幹線を観光の起爆剤にしたい考えだが、新幹線の経済効果を取り込むのは簡単ではない。

 長崎市内のホテルではこの日、大石賢吾・長崎県知事斉藤鉄夫・国土交通相らが参加した祝賀会があった。大石知事は「長崎県の歴史に新たな1ページを刻む記念の日。新幹線を活用した新しい地域振興や街づくりを進める重責に改めて身が引き締まる」と話した。

 地元経済界の期待も高い。長崎商工会議所の宮脇雅俊会頭はこの日の取材に、「西九州新幹線の開業は宿願だった。長崎はもとより西九州地域全体の活性化につながることを期待している」と語った。

 九州の西の端の長崎駅は姿を変えつつある。駅舎は新幹線開業に合わせて150メートルほど西に移った。駅西側には、企業などの研修や国際会議ができる「出島メッセ長崎」が昨年11月にオープン。外資系の高級ホテル「ヒルトン長崎」も同時に開いた。

 駅東側ではJR九州が新しい駅ビルを建設している。商業施設とともに米ホテル大手のマリオットが入る予定だ。

 九州有数の複合開発「長崎ス…

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