K-Net「活動30周年+1」記念コンサート 津で10月1日

菊地洋行
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 三重県内のアマチュアバンドに発表や交流の場を長期にわたって提供しているK―Net(県軽音楽振興協議会)の記念コンサートが10月1日、津市で開かれる。県内の優秀5バンドと関西を中心に人気があるプロバンドが出演する。

 コロナ禍で活動30周年の昨年に実施できなかったため「活動30周年+1記念コンサート」と銘打った。

 K―Netは1991年、3年後に開催を控えた「国民文化祭・みえ94」で軽音楽部門の発表を成功させるために発足した。活動拠点は津市だが、事務局は会長を務める越山仁志さんの拠点、松阪市嬉野津屋城町にある。

 越山さんのもとに国民文化祭への協力の打診が来たのは、89年。当時県職員でロックバンドを組んで演奏していた。時代は平成になっていたが、演奏会のため公民館を借りにいっても「まさかエレキギターは楽器に含まれていないですよね、と尋ねられるほど県内にロックは普及していませんでした」と振り返る。

 軽音楽の浸透とレベルアップを図るため同じ年、県内アマチュアバンドの祭典「ライトミュージックフェスティバル」(LMF)をつくり、津市や鈴鹿市、松阪市などで開催。2013年に、「一定の目的を達成できた」として、LMFは25回で幕を閉じた。

 K―Netは越山さんの編み出した独自のシステムで運営を続ける。構成するのは会員となったバンドや音楽愛好家ら約100人。演奏依頼があるごとに、実行委員会を設けて出演バンドを決定。実行委メンバーは受け付けや音響、照明などの裏方に回り、イベントを支える。コロナ禍前は、多い場合には年10回ほどコンサートがあり、若手バンドが運営のノウハウや裏方の仕事の大切さを学び、ベテランバンドと交流できる場となっている。

 今回のコンサートは、津市西丸之内の津リージョンプラザお城ホールで、午後6時開演。メジャーデビューも見据えた本格派ハードロックバンド「Realize」やファミリーバンド「竹内組」、ビートルズサウンドを追求するプロの「THE BEATRIPS」などが出演する。

 入場料は前売り券1千円、当日券1300円。全席自由。前売り券はK―Net事務局(0598・42・6656)、県総合文化センター内チケットカウンター、協力楽器店・ライブハウスなどで購入できる。(菊地洋行)