世界で株安進行、中央銀利上げで売り膨らむ 週明け東京市場も下落か

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真海喬生=ニューヨーク、山本恭介
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 世界の景気減速の懸念が高まっている。激しい物価高(インフレ)を抑えるため、米国などの中央銀行が金利を引き上げている。投資家はリスクを避けようと株式を売る動きが広がる。23日の米ニューヨーク株式市場では主要企業でつくるダウ工業株平均が今年の最安値で取引を終えた。週明けの東京市場でも株式の売りがふくらむ可能性がある。

 景気が冷え込み原油の需要が減るとの見方も出ている。指標となる米国産WTI原油は1バレル=80ドルを約8カ月ぶりに割り込んだ。

 調査会社S&Pグローバルがこの日発表した米国の9月の購買担当者指数(PMI)は49・3。3カ月連続で好不況の分岐点の50を割り込み、株下落のきっかけとなった。ダウは前日より486・27ドル(1・62%)安い2万9590・41ドルで取引を終えた。3万ドルの大台を割り込むのは約3カ月ぶり。値下がりは4日連続で、この間の下げ幅は計1400ドルを超えた。

 金融政策の影響を受けやすい2年物米国債の利回りは23日に一時、4・2%を超え、約15年ぶりの高水準を更新した。金利の上昇は投資や消費を抑えて景気を冷やす効果がある。

 日米の金利差を受けて外国為…

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