「戦争いつ終わる?」 夜行列車でウクライナ負傷兵に聞かれた記者は

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根本晃
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 夜行列車に乗る際に最も気がかりなのが、寝室を共にする相手の人柄だ。異国ではなおさら。かつて留学先のモスクワで乗った時、酔っ払いが寝台をトイレと間違えてひどい目に遭ったことがある。

 そんなわけで、ウクライナの首都キーウから西部リビウに向かう夜行列車に乗り込んだ時、2人用の個室に私以外誰もいなかったのを見て少しうれしくなった。だがその数分後、体格の良い男性が扉を開けて入ってきた。「仕方ないな」と覚悟を決めると、男性が杖をついているのに気がついた。負傷兵だった。東部の激戦地ルハンスク州リシチャンスク近郊で脇腹と左足に重傷を負い、西部に療養しに行く。杖なしで再び歩けるようになるかは五分五分という。

 男性はアルチョーム・ルドチ…

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