22歳女性の死めぐる抗議デモ、死者50人超か 対抗の官製デモ?も

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テヘラン=飯島健太
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 イランで22歳の女性が、髪を隠す布「ヘジャブ」のつけ方をめぐり警察に逮捕された後に急死した事件を受け、抗議運動が急拡大している。デモは、首都テヘランを含む全土で23日まで8日間連続で起き、少なくとも35人が死亡した。政府はネットの接続を大幅に制限し、沈静化を図っている。

 イラン国営テレビによると、マフサ・アミニさんが16日に急死した後、抗議デモは全土で広がり、デモ参加者の一部は投石や放火などに及び、治安部隊と衝突、これまでに計35人が死亡した。一方、AFP通信は23日、ノルウェーの首都オスロ拠点の人権団体「イラン・ヒューマン・ライツ」が「死者は最低でも50人に達した」と指摘したと報じた。

 政府はデモの抑え込みに必死だ。

 AFP通信によると、イランのライシ大統領は22日、国連総会に出席するため訪れていた米ニューヨークで記者会見し、「抗議集会と暴徒による破壊行為は区別しなければならない」と述べた。治安対策を担う革命防衛隊は取り締まりの強化を示唆している。

 イラン国営通信によると、2…

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