「ひとりでも多くボランティア来て」 台風14号被害が大きい宮崎県

石川雅彦
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 台風14号の被害からの復旧作業が本格化するなか、宮崎県内の被害が大きかった延岡市西都市日向市では「ボランティアセンター」が立ち上がった。床上浸水した家屋の掃除や泥のかき出し、使用できなくなった電化製品の運び出し、さらにゴミの回収など、作業は目白押し。各センターはひとりでも多くのボランティアをと呼びかけている。

 延岡市の社会福祉協議会は台風が過ぎ去った直後の20日午前、ボランティアセンターを開設した。同市では富美山地区や北方町を中心に床上浸水などの被害が広がり、20日朝までに100件近いボランティア派遣の要請が寄せられた。20日、21日は市内の会社員や学生ら約30人が被災地に出向いた。

 自宅が床上浸水した同市北方町の主婦(70)は、「どこから手をつけていいのかわからなかったから、たいへん助かりました。ちょっと、生きてく意欲が出ました」と話していた。

 延岡市の場合、ボランティアの募集対象は市内外を問わない。受付時間は午前9時~午後5時で、午後の受け付けの場合は翌日以降の活動となる。社協では、動きやすい服装、手袋、長靴、マスク、水筒、タオルの持参を求めている。事前に延岡市社協に連絡するのが望ましい。

 原岡秀樹・常務理事は「3連休、ひとりでも多くのボランティアに来ていただきたい。数時間でも、半日でも、ありがたい」と話している。

 西都市でも20日、ボランティアセンターが設置された。21日、22日には新富町航空自衛隊の隊員らが、岡富地区などで、使えなくなった家電やたたみ、家具などをトラックで回収した。日向市社協も21日にボランティアセンターを開いた。

 ボランティアセンターの連絡先は各市の社会福祉協議会(延岡0982・32・6555/西都0983・43・3160/日向0982・52・2572)。(石川雅彦)