富山史上最大の災害語る「もうひとつの立山」 カルデラ内見学も可能

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伊藤稔
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 164年前の1858(安政5)年、富山の歴史上で最大の災害が発生した。富山平野を大洪水が襲い、多くの命が奪われた。その発生源となった場所が立山カルデラだ。観光客のにぎわいとは無縁の「もうひとつの立山」がそこにあった。

 東西に約6・5キロ、南北は約4・5キロ。立山連峰をえぐるような巨大なくぼ地が西向きに口を開けている。

 立山カルデラは、立山黒部アルペンルート・弥陀ケ原の南側にある。内部にあった火山の崩壊と侵食で形成されたとされる。カルデラはスペイン語で「大鍋」を意味する。

 この地形を学べるのが、「富山県立山カルデラ砂防博物館」だ。アルペンルートの玄関口・立山駅の近くにある。

 2階展示室に入るとすぐ、大…

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