日本人監督が短編・長編Wでグランプリ オタワ国際アニメ映画祭

小原篤
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 カナダで25日まで開催されていた第46回オタワ国際アニメーション映画祭で、和田淳監督の「半島の鳥」が短編部門グランプリ、山村浩二監督の「幾多の北」が長編部門グランプリを獲得した。

 仏アヌシー、クロアチアのザグレブ、2020年まで開催されていた広島と並ぶ世界4大アニメ映画祭の一つ。最も重視される短編部門で日本人監督作品がグランプリに選ばれるのは、昨年の矢野ほなみ監督「骨嚙(か)み」と2年連続で、通算4人目。「半島の鳥」は今年のベルリン国際映画祭でも実写を含めた短編部門のスペシャルメンション(特別表彰)を受けた。

 山村監督は短編「頭山」で03年のアヌシーと04年のザグレブと広島のグランプリ、「カフカ 田舎医者」で07年のオタワと08年の広島のグランプリを獲得。「幾多の北」は初長編となる。

 オタワの長編グランプリは、17年に湯浅政明監督「夜は短し歩けよ乙女」、19年に岩井沢健治監督「音楽」が受賞している。小原篤