徴兵事務所に火炎瓶投げ込み ロシア各地で放火、10件以上か

有料記事ウクライナ情勢

玉川透
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 ロシアのプーチン大統領ウクライナ侵攻の兵員補充のため、「部分的動員」を発令した21日以降、ロシア各地で徴兵事務所への放火が相次いでいると、ロシアの独立系メディア「メドゥーザ」が25日伝えた。

 各地の徴兵事務所は、対象者に招集状を渡すなど地域の動員事務を担う。

 メドゥーザが地方メディアの報道をまとめたところ、25日までに放火は少なくとも10件に上り、多くが徴兵事務所1階に火炎瓶などを投げ入れる手法だった。被害は建物内の執務室などが焼ける程度だが、25日は欧州の飛び地カリーニングラード、西部ルザエフカ、北西部キロフスクの3カ所で起きたという。

 動員に対する抗議行動も同日…

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    遠藤乾
    (東京大学大学院法学政治学研究科教授)
    2022年9月27日10時47分 投稿
    【視点】

     ある推計によれば、徴集兵の最初の6カ月間の予想死傷率は60~70%に達しうるという(死者が15〜20%、負傷者が45〜50%)。マクロの統計でも、ウクライナでの侵略戦争がロシア国民に与える人口動態的な打撃は、COVID‐19の数倍に及ぶら