自動車大手、相次ぐロシア撤退 戦争長期化に耐えきれず

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奈良部健、松田史朗、近藤郷平
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 自動車大手が相次ぎ、ロシア事業からの撤退を決めている。トヨタ自動車に続き、マツダも現地生産を終える方向だ。ロシアによるウクライナ侵攻で部品調達や物流が滞っており、戦争は長期化する見込み。ロシアに進出する他のメーカーも事情は同じで、撤退の動きが広がる可能性がある。

 日系の自動車メーカーで初めてロシアからの撤退を決めたトヨタ。「苦渋の決断で、悩みに悩んだ」。長田准執行役員は、取材にそう語った。

 SUV(スポーツ用多目的車)の「RAV4」などを生産するサンクトペテルブルクの工場を3月上旬から停止していた。現地生産を終えるだけでなく、新車の販売からも撤退すると23日に明らかにした。

 世界中で事業を展開するトヨ…

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    西村大輔
    (朝日新聞GLOBE編集長)
    2022年9月26日22時14分 投稿
    【視点】

    マツダやトヨタがウラジオストクの工場で生産を開始した2012年から13年、ウラジオストク支局長だった私は、日本人技術者の指導を受けながら、大勢のロシア人従業員が日本車を組み立てる姿を取材し、極東ロシアを舞台に日ロの経済的な結びつきが強まるの