特攻隊員と女学生の交流描く演劇 10月2日に公演 愛知・長久手

鈴木裕
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 終戦直前の夏、4人の女学生と、特攻隊に任命された青年との出会いを描いた演劇「わたしの昆虫記~幼い虫たちと赤とんぼのおはなし~」が10月2日午後2時から、愛知県長久手市文化の家である。

 総合劇集団「俳優館」の公演。「戦争寓話(ぐうわ)として、生きることに迷い悩んでいる若者たちを勇気づける作品として見てもらいたい」。劇作家で演出家の右来左往(みぎきさおう)さんはこう語る。

 長崎県の山間部にある女学校で終戦直前の5日間が舞台。東京から疎開してきた17歳の女学生4人と、昆虫学者ファーブルのようになりたかった23歳の特攻隊員が登場する。長崎原爆東京大空襲を背景に、少女たちが傷つきながらも成長していく物語だ。

 右来さんは「戦争という悲劇の中にいても、人間には生きていくための日常がある。傷つきやすい感性を持つ中学生、高校生に、生きていくことの大切さを伝えたい」と話す。

 一般2千円、高校生以下千円。チケット予約はQRコードか電話(0561・61・2888)で。(鈴木裕)