国葬の弔砲、なぜ19発? さかのぼれば17世紀の国際慣行

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成沢解語
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 27日に行われた安倍晋三元首相の国葬では、自衛隊が弔意を示すため、大砲で空包を19発撃った。「弔砲」と呼ばれるものだが、なぜ19発なのか。

 防衛省によると、19発の根拠は「栄誉礼等及び礼砲の実施要綱について」と題して防衛相が各幕僚長に出した通達だ。海外からの賓客が訪問した場合に儀礼上必要なときに自衛隊が礼砲を行うとされ、その数について賓客のランクごとに分けられている。「首相その他の国賓」に対しては「19発」とされており、今回の弔砲はこれを準用したという。

 19発より2発多く、最多の「21発」とされているのが「国旗、元首」に対する礼砲だ。また、「閣僚、陸海空軍大将」は「17発」とされている。この数は「基準」として示され、「国際慣行を尊重し、その都度定めることとする」とも記されている。

 最多の21発は、どのようにして決められたのか。一説によると、話は17世紀にさかのぼる。

 関係者によると、かつて海外…

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