国葬参列で対応割れた野党 出席した党からも批判、臨時国会で追及へ

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鬼原民幸、笹川翔平、藤崎麻里 森岡航平、上地一姫、小野太郎
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 27日に開かれた安倍晋三元首相の国葬で、野党は出欠席の対応が割れた。政治的評価が大きく割れる安倍氏に対する姿勢が影響した形だ。世論も賛否が二分したことに対する反省は、与党内からもあがった。

野党、法的根拠や費用を追及する構え

 党執行部9人の出席を見送った立憲民主党泉健太代表は27日夕、国会内で記者団に「凶弾に倒れた元首相に改めてお悔やみを申し上げる」と述べた。一方で、法的根拠や費用などの問題が岸田文雄首相の説明では解消できていないと改めて主張。「分断や反発を持ち込んでしまったのは本来、元首相を送る際のあり方としては正しくない」とし、首相経験者は内閣葬とするルールをつくるべきだと訴えた。

 同様に欠席した共産党志位和夫委員長は、国会正門前で開かれた反対集会に参加。記者団に「法の下の平等や良心の自由を侵害する憲法違反の国葬を強行した問題は、絶対にあいまいにするわけにはいかない」と語った。社民党福島瑞穂党首も「税金を使って安倍氏の権威づけと正当化をやっている」と批判した。

 国葬に出席した野党も、岸田政権が踏んだ手続きに疑問を呈した。

 日本維新の会の馬場伸幸代表…

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    菅野志桜里
    (弁護士・国際人道プラットフォーム代表)
    2022年9月28日19時16分 投稿
    【提案】

    国葬の基準とルール作りを求める野党の声が紹介されており、もちろんこの臨時国会で議論すべき重要なテーマであることは間違いありません。 ただ、本当に基準とルールを法定すれば安定的な国葬が可能になるのか、ということは深く考えてみる必要があります